オーケストラの楽器に置き換えて演奏する

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2020/04/13 オーケストラの楽器に置き換えて演奏する

ピアノ楽譜の主要メロディーをオーケストラの楽器に置き換えて表現してみる練習

 

故イエルク・デームス先生などの高度なレッスンでは、時々次のように尋ねられることがありました。「今弾いているメロディーをオーケストラの楽器で演奏するとすれば、どんな楽器がふさわしいと思うか。」

このように質問される理由は、受講生がそのメロディーに何もイメージを持っていないので、ただ音符を弾いただけの演奏だったからです。

 

楽譜上で一つのメロディーがフレーズとして存在していれば、そこには必ず何らかの感情や伝えたいことや表現したいことがあります。その表現は、ある時はオペラ歌手の声であったり、またある時はオーケストラの楽器の音色で伝えようとしていたりします。それらを感じ取る感性が、ピアノ演奏者には必要なのです。

 

ベートーヴェンのワルトシュタインで、試しにこれをしてみれば、一例ですが、以下のようになるかもしれません。

冒頭のCEによる連打は、低弦のコントラバスの響きに支えられたチェロのスタッカートによる演奏。

 

4小節目の高音のメロディーはフルートかクラリネット。もしフルートなら中音域なのでピアノで弾くと柔らかい音色になり、クラリネットの高音域だと少し鋭い音色としての表現になるでしょう。

そして1314小節目の、この第1主題の締めくくりは、たぶん弦楽器群のピチカートになるでしょう。

 

このように、楽譜に書かれたメロディーを、楽器で演奏すれば何だろうと考えてみるだけでも、ピアノの演奏が、ただ楽譜どおり弾いただけのものから、何かを伝えたいとの意思をもったものへと変化して、聴く者へ何かを伝えようとする、生きた演奏へと変化させることができるのです。

 

著名なピアニストのアレクサンドル・トラーゼは先週4/10、BS3のクラシック倶楽部の放送で、次のように言っていました。

 

「私の心を引き付けているのは、曲に秘められたストーリーを語ること。」「もしそれ(憶測)が間違っていても、ただ音符を並べるだけの演奏より(聴衆に)楽しんでもらえることは確かです。」と。

 

歌で語るか、それとも楽器で語るか。

どちらにしても、「ただ音符を並べるだけ」のつまらない演奏になることは、確実に起こらないのです。

 

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