Ⅰ-2.初心者に「本物」を教えるレッスン

ピアノレッスンクリニック芦屋

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Ⅰ-2.初心者に「本物」を教えるレッスン

重力奏法(ロシア奏法)によるレッスン法・Tさんシリーズ

2020/07/24 Ⅰ-2.初心者に「本物」を教えるレッスン

教えている教室がほとんどない「ピアノに歌わせる方法」と音階各音の役割②

Ⅰ-2.初心者に「本物」を教えるレッスン


 

発声法のレッスンは、本来は当教室の

「演奏表現法コース」

(一流プロ並みの演奏表現法を手に入れたい方々に向けた3ケ月の課程)

の中で行うものですが、

 

初心者であっても、本物の演奏を目指すのが、私のやり方です。

なぜそこまでするのか。

 

それは、

本物の弾き方の方が、

比較にならないほど弾きやすくなるからなのです

 

だからプロは、コンサートであれほど長時間、

安定して楽々と弾けているのです。

 

ショパンは弟子たちに常に、

「楽に弾きなさい、楽に・・」と言っていたそうです。

(『弟子から見たショパン』)

 

「初心者ほど最高のことを教えるべきだ」

と、ツィーグラーも書いており、

マルグリット・ロン(ロン・ティボーコンクールの創始者)

も同様の事を言っていたと、最近本で知りました。

 

一昨年9月にピアノを始められた壮年Tさんには、

2ヶ月後の11月からずっと、

徹底して美しく弾くための練習曲として、

今(6月)に至る1年半以上もの長期間、

最初から練習していた、美しい音色で弾くための簡単な基礎練習曲に加え、

「素直な心」を私はずっと指導し続けてきました。

(同時に始めたバッハ平均律第1番前奏曲も、まだ練習継続中。)

 

なぜならこの曲をレガートで美しく弾ければ、

ピアノを弾くための「土台」が、必ず身につくからです。

 

「指で歩くように弾く」レガート奏法は、

「歌うように弾く」ロシア奏法

(重力奏法・「指歩きピアノ奏法®」)の基本です。

その理由を、以下にご紹介していきます。

 

「歩くという動き」は、

前の足が接地しているうちに次の足が接地し、

体重移動が徐々に進みます。

 

歩行も「指歩き」も、いわばモルト・レガートの状態です。

常に手の重さがどれかの指で支えられており、

常に「手に安定をもたらす」ことができます

 

無意識で歩いていても、足裏で安定した感触を感じている限り、安心して歩けます。

「指歩き」も足裏と同じように,指の腹で微妙な感触の差を常に感じているのです。

 

だから初心者にとって、一番必要な事だと私は考えています

 

歩行中、もし突然この感覚が足から失われた時のことを想像してみて下さい。

プロピアニストでさえ、演奏中に指先からこの大切な手応えを失った瞬間、

大きな不安と緊張が走るはずなのです。

それほど大切な事だと思って下さい。

 

そのため、初心者や、なかなか上達できない人のために

途中で立ち止まってでもいいから、

次の2つを、原則として必ず守るようにと、

機会がある度に、私はアドヴァイスさせていただいております。

 

  • 弾いている時に間違えても、絶対に鍵盤から指先を離さないこと
  • どれかの指で、手や腕の重さを支えている手応えを、常に感じていること

 

この感覚を手に覚えさせてしまえば、水たまりを跳び越す時のように、

目測した通りの地点(鍵盤)へ、指を安定して運ぶことができます

この当然のことを含めた上で、私は「土台」と呼んでおります

 

 

このように、

レガート奏法は、重力奏法・ロシア奏法、

また「指歩きピアノ奏法®」の、

とても大切な「土台」。

 

それは常に手の安定をはかるための、

最も重要な基礎テクニックなのです。

 

安定した「指歩き」

本当に、足が階段を上っているかのように、

太ももから持ち上がって踏みしめ、

体重移動まで感じられるような指の動きに見えれば、

安定したレガート奏法ができた証になり、

同時に、手の使い方の「土台」ができたことになります

 

ショパンも、

「音階は…十分に音を鳴らしできるだけレガートでごくゆっくり弾きなさい」

(『弟子から見たショパン』)

と教えていたと書いてあるのを先日見つけましたが、

 

私がレガート奏法による「指歩きピアノ奏法」の基礎練習で、

手の土台を作る目的で、ここまでお教えしてきた事との共通点が感じられます。

 

私も「相撲取りが四股を踏む」イメージで、

「ゆっくりと」、「十分に音を鳴らして

指の支え(・・)を育てることを目指してきましたので。

 

そしてこの「土台」があれば、

音量と音質のコントロールが自在にできるため、

思い通りに表情をつけ、

表現しながら弾くことができるのです。

 

この重大な目的のため、たった一つの曲。

あの平易な初心者用の曲「素直な心」を弾くだけで、

1年半もの長期間に及ぶレッスンを行なっています。

 

そしてこの曲を長期間レッスンに使うことにより、

全ての指に「土台」を作り上げる事が私の目的なのです。

 

つまり、「DVD田島孝一の『指歩きピアノ奏法』のすすめ」のサブタイトル

「~ピアニストの手を作るレシピ~」のとおり、

常にこれを目指してレッスンしてきました

そのためこのシリーズのプロローグで、

他ではまず見られないレッスン」と表現しました。

 

このように、「土台」をマスターするまで徹底して復習しないと、

この大事なものを手に入れるまで、

いったい何十年かかるかわかりません。

 

残念ながら多くの場合、

このような目的でレッスンを受けられることは、

他ではまずないことでしょう

だからこの重要な「土台」が獲得される人は大変少ないのです。

 

本を読みながらハノンを弾き、

ツェルニーの何番を終わったかで他者と比較し、

人より先へ進むことにばかり気をとられていては、

これらの重要な事を、じっくり身につけることはできません。

 

 

しかし、Tさんがそれをほぼ達成されたのは

Tさんご自身が、まったく飽きられることもなく、また

毎回のレッスンで、少しずつですが、弾き方がほとんど即座に改善され、

その度に面白いように弾きやすく変わるため、

こんなに弾きやすいのですか!」

面白いですねぇ~」と言われながら

 

どんどん吸収に意欲を燃やし、努力され、

ずっとついて来られたからなのです。

この熱意には、本当に敬服させられます

 

だからロシア奏法の恩師・江藤支那子先生のように、

本物のピアノ奏法と本物の音楽を表現する方法を、

つい教えたくなってしまうのかもしれません。

 

でもこのきわめて重要な内容の多くは、

私の学生時代の指導教官だった関西で重鎮のピアニスト

(爪から血を出して弾く典型的なハイフィンガー奏者)をはじめ、

大半のピアニストや先生方でさえご存じないことなのです。

 

しかしそれらは、

効果的な練習方法をとることによって、

50代の初心者Tさんでもできるほど、

実は驚くほど簡単にできることだったのです。

 

このような指導法や演奏法にご興味のあるピアノ指導者・ピアニストの方は、まずは無料体験会へ。

もし、行き詰まりを感じていたり、このままで良いのかと思っておられるようでしたら、この体験会できっとその解決の糸口を見いだせることでしょう。

 

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