<ショパンメソッドで学ぶ第2課程がスタート>素晴らしいメソッドの内容とその解説

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<ショパンメソッドで学ぶ第2課程がスタート>素晴らしいメソッドの内容とその解説

プロフェッショナルコース

2020/08/22 <ショパンメソッドで学ぶ第2課程がスタート>素晴らしいメソッドの内容とその解説

プロフェッショナルコース第2課程(全8週)

プロローグ<ショパンメソッドで学ぶ第2課程がスタート>

素晴らしいメソッドの内容とその解説

 

目標;「ショパンメソッド」により各指の独立をはかり、各指で「つかむ」動きを学ぶ。

それにより、速く美しいレガート奏と表現力豊かな美しい演奏を可能にし、

自由自在にコントロールできる全10指の土台を育てる。

 

つまり、「ピアニストの手の土台を作り上げる」事を目標にして、

さらなる成長をはかるのが、この第2課程の目的です。

 

第1課程では、重力奏法で最も重要な、

3(MP)関節」の働きによる「つかむ動き」の学習をより確実にするため、

まずは敢えて指を伸ばし手指の機能の覚醒を目指しました。

 

それにより、①どの指も「美しい音色」で奏でられ

同時に②手の重みのコントロールにより、

「重力奏法」の基礎を学ぶ事を目標にしました。

 

この第2課程では、その復習を引き続き行いながら、

「重力奏法」をさらに使いこなせるようにするため、

ショパンメソッドにより

それが目標としている最終段階の、次の状態を目ざします。

 

ffからppへ、andanteからprestissimoへと

思いのまま変化させながら、指の動きをいくらか強調して、

自由な弾き方でレガートを練習する

 

これによると、

  • 曲の速度を速めても美しいレガート奏で弾ける
  • 強弱を幅広く、自在に表現できる

 

つまり、速く弾いても、すべて美しいレガートで、

表現力豊かに弾けることを目標として目指しますのです。

 

この状態は、いわば

「ピアノを弾く手」の土台が完成した状態と言っていいでしょう。

ですから、この2課程の目標が、これを目指すと思って下さい。

 

 

さてその練習方法ですが、

このショパンメソッドは、

以前ご紹介した『弟子から見たショパン』の本の中に、

 

ショパンが弟子のために書いた

「指を独立させる5指練習」として、

学習効率抜群の、大変素晴らしい練習法が載っていました

 

もちろんその目的は、指の独立ですが、

何よりも素晴らしいのは、その「独立」の内容です。

それが先ほど枠内に示した大変すばらしいショパンの目標なのです。

 

その学習目標は、

重力奏法を学ぶこのプロフェッショナルコースで

私が目標にしてきた重力奏法の土台とする、

「つかむ動き」と驚くほど似ていたのです。

 

ショパンが生徒に教える最初の手のポジションはEC

このポジションはすでに第1課程で使っていますが、

書かれている4種の練習法の順序が

実に画期的で合理的なのです。

 

それをあの名教師ネイガウスがそれを絶賛(同書)していたというのです。

ロシアピアニズムの元祖であるネイガウス

つまりロシアにおける重力奏法教育の元祖が、これを絶賛しているということは、

重力奏法の土台の学習法にな

ることは絶対間違ないと考えました。

 

ではそのショパンメソッドの4段階ご紹介していきます。

それは次の順序で進められます。

 

(A)スタッカーティッシモ

(B)スタッカート=レガート(=ノンレガート、または重いスタッカート)

(C)アクセントのついたレガート 

(D)ffからppへ、andanteからprestissimoへと

思いのまま変化させながら、指の動きをいくらか強調して、

自由な弾き方でレガートを練習する

 

特に最後の(D)レガート」が目標としているその内容は、

それまでとは違い、学習目標が明確に書かれています。

 

私が当コース第2課程で設定し最初から目標としていた上記の、

「速いレガートで、しかも表現力豊かに演奏する」

という最終目標と非常によく似ていました。

 

ただし、これに出会うまで、私は「指歩きピアノ奏法®」の基本である、

レガート奏法から導入していましたので、

 

この4種の弾き方をその順序どおりに学ぶ事は、

私が目標としているものを手に入れるための最も近道だと判断し、

この第2課程ではこの楽譜を使って学習するよう、

この近道へと変更することにしました。

 

 

何よりも私が驚嘆したのは、

  • スタッカーティッシモから始めることでした。

 

なぜ驚いたかと言えば、それで各指を個別に弾いていけば、

確実に個々の指が、「つかむ」動きを、

指と手のひらの感触と共に、

実に容易に習得できるからなのです。

つまり、非常に高い学習効率があるのです。

 

私が設定していた学習の進め方の順序は、

導入期にはまず各指の第3関節だけを使って、

つかむ力と、手のひらの感触を養ってから

あとで他の2つの指関節を使う順序でした。

つまり、手のひらの感触と第3関節の働きを育てることが目的でした。

 

しかし、

スタッカーティッシモだと、

最初から各指の3つの関節を同時に使いながら、

「つかむ」動きが習得できる!! 

その素晴らしい効率の高さに驚いたのです

 

 

私のDVD「田島孝一の『指歩きピアノ奏法®』のすすめ」の

付録楽譜「TEXT №Ⅰ」の1段目最後にある、

ドミソ3和音の弾き方として、すでに「つかむ」弾き方は、

重要な「手のひらの感触」を覚えさせるために、

初心者に対してでも、それほど早期の段階ですでに使っていました。

 

その実際の指導時には、スタッカーティッシモで、

鍵盤から「ジャンプ」させていたのが、

ショパンのこのスタッカートとほぼ同じ奏法なのです。

そして、その目的も多分同じだと思われます。

 

このジャンプとは、鍵盤を蹴って飛び上がるのですから、

ハイフィンガー奏法のように、上からの力を使うのではなく、

力のベクトル」は、反作用で常に下から上に向かうのです

 

さらにこのジャンプによる奏法は、現在受講中のAさんにも、

このコースが始まる前の2度のレッスンの中で、

トランポリンのイメージを例示して説明した時の奏法とも、

ほぼ同じものだったのです。

 

ショパンと大変よく似た奏法を、私はこれだけ多く、

今までそうとは全く知らずに教えていましたので、

この(A)~(D)を試してみた時、

すぐに各学習目的が「あれだ!!」とわかったのです。

 

 

ではここからは、ショパンのこの4つの練習法のねらいを、

私がどう判読したかをご紹介していくことにします。

 

  • スタッカーティッシモ;(すでに説明済み)

 

  • スタッカート=レガート(=ノンレガート、または重いスタッカート)

ここのねらいは、

A)で学んだ手のひらの「つかむ」動きを、

より長時間鍵盤上で持続させることにより、

「手のひらのつかむ働きと感触をより確実に定着させること」

だと思われます。

 

  • アクセントのついたレガート;

これはD)の自由自在に演奏表現できる前段階として、

「重力奏法によるレガート奏」で確実に全5指を安定させることと、

各指により独立した「つかむ」力を強化養成すること

これらを目指していると思われます。

 

これは一見従来のマルカートによる練習法を思い出しますが、

指の下ろし方も、手のひらで「つかむ」の使い方も、

まったく違ったものとして考えなければなりません。

当然(B)まで育ててきたものの延長でなければなりません

 

それだけでなく、

一番の違いはレガートで弾く事なので、

次の最終段階(D)につなげられるものでなければなりません

 

  • ffからppへ、andanteからprestissimoへと

思いのまま変化させながら、指の動きをいくらか 「強調して、

自由な弾き方でレガートを練習する」;

 

この最後だけ、このような詳しい到達目標が書かれているとおり、

  • あらゆる速さで弾いても、これまで培った土台を崩さない
  • 幅広い強弱変化をもって表現力を高める

 

この2つを備えた手指の完成をめざす

という目標が掲げられていると読み取れます。

特に②には、cresc.など音量の増減も含まれますから、

 

「あとは音色の変化を付ける能力を磨いていけばいい」

という「整った」状態が出来上がります。

 

これは

「ピアノを自在に弾ける手の土台が完成した」

という非常に大きな到達点になるのです。

 

そしてそれらは、すでに書いたとおり、

私が設定した、「ピアニストの手を作る」

という到達目標と、完全に共通したものと言えます。

 

これはまた、ブログに連載のTさんに何度も、

「指はたった5本ずつしかない」

「この5本を育てればいいだけなのです」

と何度も言ってきたこととも、また完全に一致するのです。

 

 

このコースの第2課程で私は、レガート奏の前段階として、

(設定時には、まだこれらの4段階は知りませんでしたが、)

fで強く弾いても大丈夫なように、

弾く指の力をさらに補強しておく必要性から、

たまたまこの中にある(C)から入る予定でしたので、

この点でも、学習のねらい・目標は共通していました

 

これらの驚くほどショパンとの目的の類似点により、

目標により早く近づくため、

私は改めてより学習効率が高い(A)スタッカーティッシモから教えることで

効率をより高められるように、このコースの内容を一部変更したのです。

 

 

そして私の目標も前述どおり、最後の(D)

これを弾きやすい「素直な心」を練習教材にして、

余裕を以て確実にこれを学び吸収実現し、

速度も指示どおり=156で弾くことです

 

 

次回から、第2課程8週間が始まります。

小さな風船やハンカチなど、

手の使い方を学ぶための小道具が出てきます。

さて、その使い方とは…?

 

このような指導法や演奏法にご興味のあるピアノ指導者・ピアニストの方は、まずは無料体験会へ。

もし、行き詰まりを感じていたり、このままで良いのかと思っておられるようでしたら、この体験会できっとその解決の糸口を見いだせることでしょう。

 

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