レッスン料
レッスン料
【お詫び】
初期学習がきわめて大切なので、「ロシアピアニズム」の重要な土台を、初心者の方までお教えしてきましたが、このたび上級者およびピアニストとピアノ指導者の育成に力を集中させて頂くことにいたしました。今後はその奏法で育たれる先生方にお任せ致します。
どうか悪しからずご了承下さいますようお願いいたします。
【日本独特の古いピアノ教育環境】
主に以下の点をその特徴として挙げることができます。
1.明治に日本で音楽教育が始まり、約100年前までの古いピアノのための奏法が、日本の習い事の「師匠のするとおりを学ぶ」慣習によって、その手の形と奏法が伝承されてきた。
(欧米では師の演奏を真似ると叱られます)
2.この古い奏法が、特に井口基成・愛子2氏を頂点とする、日本最大門閥の門下生たちによって、国内に蔓延してしまった。
(以上1・2の根拠は大地宏子博士論文による)
これが「ハイフィンガー奏法」と呼ばれている、「重力奏法」とは全く正反対の手の使い方をする、多くの問題点を含んだ奏法なのです。
3.しかし海外の主流は、約100年前から「重力奏法」です。
中村紘子氏がそれを直すのに悩まれた「ハイフィンガー奏法」は、モーツアルト~ベートーヴェン時代の、古い楽器のための奏法なのです。
(この点については、このHPのトップページにより詳しく書いております。
ロシアではこの「重力奏法」の学習法・指導法として「ロシアピアニズム」(ロシア奏法)を発展させ、多くの世界的名ピアニストたちを生み出してきました。
奏法がまったく違う、この大きなギャップのために、当然のことですが、多くの日本人留学生たちは、他国の学生よりも学習が進まないという苦しみに、今なお悩まされています。
【ロシアピアニズム】(ロシア奏法・重力奏法)と「ハイフィンガー奏法」との違いについて
ハイフィンガー奏法とは
基本的に、指の力でほぼ垂直に指を上下させる、無理な手指の使い方をする奏法。これにより、音色は固く、手首に力が入りやすくなります。この練習法よって、日本の多くの学習者たちは、確かな理論による裏付けもないまま、ただひたすら根性論で、つらい訓練を受けてこられました。
一方「ロシアピアニズム」では、このような不合理な訓練は全くと言っていいほど必要ありません。ショパンは、指のための練習曲そのものが不必要だと言っています。
(「ロシアピアニズム」の詳細は、このHPの上部バナー、
「ロシアピアニズム」 の項をご覧下さい。)
【講師・田島孝一の指導法の柱】
①むだな力を使わないため、自然に「美しい音色」となり、楽に弾ける(ショパンも常に「楽に、楽に」と言っています)
②運動力学に沿った合理的な最適の手の使い方による、高い練習効率によって、楽に、美しく、表現力豊かに弾ける
③楽譜を音楽的に、朗読するように表情をつけて正しく読む
これらの合理的練習法により、はるかに少ない時間と労力で、海外の名ピアニストのように、美しい音色で、聞く人の心に音で語り掛けながら楽しく弾けるようになれる。そんなご指導をしています。
弾きにくいという困難には、必ず原因があります。その多くの場合は、手の動きが間違っているからなのです。
それを見抜けば急に楽々と弾けるようになり、上達を数倍も速くすることができます。何にでも「できる方法・やり方」があります。
手を動かしてピアノを弾けば、この運動力学が必ず働いています。
これまでのレッスンには、この運動の視点が欠けていました。
ゴルフやテニスなども、インストラクターの言うとおり手を動かせれば、できるのは当然。そこには必ず「運動力学」という、確かな原理が存在しているからです。
常に「合理的な視点による練習法」と、
「すぐに結果が出る楽しさと共により楽に美しく弾ける練習法で」
これが当教室のモットーです。
約50年間私が大学などで続けてきた、「数百名へのレッスンの中で築き上げた工夫と、さまざまな奏法研究の集大成」をお伝えする目的で開いた「集中講義とレッスン」です。
2020年6月に始まった「プロフェッショナルコース」第1期は12月に終了し、現在その内容と結果をブログに連載中(6回の予定)です。詳しくはそちらをご覧ください。
お読みになるだけでも、多々収穫が見つかる事でしょう。
【ロシアピアニズム】(ロシア奏法・重力奏法)
「重力奏法」は、リストやショパンの時代に生まれ、100年以上前からヨーロッパでは主流の奏法です。
日本では明治(100年以上前)以来、古い楽器のための「ハイフィンガー奏法」が、
今なお主流です。
音色は硬く、手首には力が入りやすい上に、無理な手指の使い方。これら「ハイフィンガー奏法」の過酷な練習法よって、日本の多くの学習者たちは、つらい訓練を乗り越えてこられました。
「重力奏法」に基づいて生まれた「ロシアピアニズム」では、このような不合理な訓練は全くと言っていいほど必要ありません。「ロシアピアニズム」の詳細は、このページの最上部バナー 「ロシアピアニズム」でレッスンの項をお読み下さい。
まずは無料体験会へ!!
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詳細は、こちらをご覧ください。
私が学生時代より約10年間、ロシア人に学ばれた恩師より学んだものは、欧米の「重力奏法」でした。
私はその「ロシアピアニズム」に基づきながら、指導歴50年以上の間、さらに工夫を重ね、数々の研究論文を書き、また学会でも口頭発表、学会誌の厳しい査定をくぐって論文が掲載されるまで築き上げてきたものが、「指歩きピアノ奏法®」であり指導法です。
神戸女学院大学「論集」掲載論文
「Finger-walking Methodの基本理念とその学習法Ⅰ~Ⅲ」
「日本人による西洋音楽の演奏傾向と言語特性の関係およびその問題改善への試案 」
学会誌「音楽表現学4」(2006)掲載論文
「"Finger-walking Method"(指歩き奏法)の提言~初心者から上級者までを対象に~」
その他は、論文サイトCiNii にて田島孝一で検索いただければ、どなたでも読むことができます。
「重力奏法」などの基礎学習法であり土台となるこの重要な奏法を、教え伝えて下さる先生方が、今後数多く増えていただくことによって、ぜひとも多くの生徒さんたちの苦しみを取り除き、少ない練習量で楽に弾けるようになる、ピアノの本当の楽しみ方を伝えていただきたいのです。
これは、それを知ってしまった者が果たさなければならない使命だと私は痛感しております。
そのため、国内だけでなく海外の方々にもオンライン受講して頂けるプロフェッショナルコース では、私が大学や教室で、長年指導と研究を続け積み重ねてきたそのエッセンスを、誠意をもって皆様にお伝えさせていただきます。
運動力学という確かな根拠を持った、この指導法で教えられる先生が多くなれば、練習が行き詰っている全国の大勢の生徒さんに大喜びして頂け、途中で挫折してやめていく生徒さんも大幅に減ることは、その確かな原理に照らし合わせて、絶対に間違いありません。
多くの生徒さんたちのそれぞれの練習が
①何を練習の目的としているかわかって練習できる
②どう手を使い力を加えればそれができるようになるか。その方法がわかった上で練習できる
この①②の目的とその達成方法がわかっていれば、生徒自身が上達の度合いを見守りながら、練習する度に上達していくのがはっきりわかるため、これまでより練習するのが楽しくなるはずです。
どうかあなたの生徒さんたちに、このような実りを実感しながら上達できていく楽しみを与えてあげて下さい。
これまで日本では指導者もほとんどいないため、一般的には教えられてこなかった、
美しい音色を生み出す「重力奏法」(ロシアピアニズム/ロシア奏法)。
またこの奏法の最も重要な指の使い方が学べ、同じく美しい音色で、運動力学に基づきながら、常により合理的な手の動きを追求する私の研究成果「指歩きピアノ奏法®」。
これらにより、表現力をより豊かにする奏法など、様々な合理的指導法を通じて、
より効率良くより速く上達できて、表現力豊かにピアノを奏でられるようになるレッスン法を、このプロフェッショナルコースで学ぶことができます。
約10年間西洋式のレッスン法で私が教わった「重力奏法」「ロシアピアニズム」と、
50余年にわたるその研究を蓄積したレッスン技術をあなたにお伝えします。
・より短期間でより楽に曲が仕上がり、
・欧米のピアニストのような豊かな音楽的表現力のある演奏になり、しかも
・美しい音色を味わいながら、楽な手の動きで奏でられ、そして
・自分が奏でる美しい演奏を楽しみながら
・運動力学の視点によるチェックをしながら確実に学べる
このような指導法を手に入れたいとお考えの方は、
どうぞお気軽に「ピアノレッスンクリニック芦屋」へ ご相談 ください。
【おことわり】
大変申し訳ございません。上記のとおり、受講対象者は、上級者の方に限らせていただきました。悪しからずご了承下さいますようお願いいたします。
①ロシアピアニズム(ロシア奏法・重力奏法)によるレッスン料
上級者のみ
45分 20,000円 (1回)
60分 30,000円 (1回)
②1ヶ月以内に2回ご来訪の場合
45分 30,000円
60分 45,000円
③有料体験レッスン
(内容の詳細は以下の③「有料体験レッスン」をご覧ください。)
上級者のみ 60分 20,000円
重力奏法(ロシアピアニズム/ロシア奏法)による体験レッスン、または演奏された総合的なクリニック(診断と治療)
◎指導者・プロピアニストのための
「 プロフェッショナルコース 」
お問い合わせ下さい。
まずは無料体験会へ!!
無料体験会はオンラインでご自宅から安心してご参加いただけます!!
詳細は、こちらをご覧ください。